退職金にご褒美だと浮かれる「退職金ハイ」が「老後貧乏」を招く!?その理由とは?

公開日: : 最終更新日:2017/11/24 未分類

退職金にご褒美だと浮かれる「退職金ハイ」が「老後貧乏」を招く!?その理由とは?
58歳のパート主婦・M美さんが主導権を握って決めた、夫・M男さんとの定年記念旅行。行先はハワイ。飛行機はビジネスクラス、ホテルは5つ星!予算は夫婦二人分でお土産代を含めドンと100万円!!

まさに素敵な人生のセカンドステージの幕開け。旅行の後は、家を素敵にリフォームしたいし、どうせなら家電も買い替えたいな、とM美さんの夢は膨らんでいる。なぜかというとM男さんが定年退職し、退職金が入ったから!

「そんなM美さんのように退職金をもらって、『退職金ハイ』になる人は実に多いんですよ。普段手にしたことのない額を退職金としてもらって、脳がマヒして、高揚感を感じてしまう…。まさにランナーズハイのように」と語るのは、「元気が出るお金の相談所」所長のマネーセラピスト、安田まゆみさん。

「家電を最新のものに買い替えよう」「退職祝いに、ちょっとくらい贅沢旅行をしてもいいわよね」「キッチンリフォームして一新したい」「車をこの際、新しくしたい」などなど、支出プランが次々と生まれてくるのが「退職金ハイ」だという。

「気持はよ~くわかります。だって退職金は、今まで組織の中で頑張って働いてきた人とそれを支えてきたパートナーに支払われた『ザ・ご褒美』ですから。と言ってあげたいところですが、実は退職金は人生のご褒美ではありません!」

この勘違いが「老後貧乏」へと続くのだという。
「退職金が人生のご褒美ではないなら、何なのか?それは、会社から支払われた老後資金への補助金なのです」

補助金?それは一体どういうこと?と思った人もいるはず。安田さんは続ける。
「まず日本には現在、100歳以上の方が何人いると思いますか?なんと約67,000人です(2017年9月現在、厚生労働省発表)。紛れもない長寿社会ですから、老後のライフプランも、今や90歳まで視野に入れて考えたほうがよい時代なのです」

60歳で退職金をもらって、夫婦仲良く90歳まで生きたとしよう。
「大学卒のサラリーマンの平均退職金は約2000万円。それを60歳から90歳までの30年間で使うとした場合、ひと月にいくら使えると思いますか?2000万円÷30年間÷12ヵ月≒55,555円。月々5~6万円ほどしか使えないのです」

この数字を見て、まだ「退職金はご褒美だ~」なんて浮かれていられるだろうか?
「退職金で、今まで頑張ってきたことを少しくらい慰労するのは構いません。でも、あれもこれも!っていう気持ちになる『退職金ハイ』には注意しましょう」

一方、「私は『退職金ハイ』にはならないわ」と、思っている自称堅実派にも、実は「退職金ハイ」とまではいかなくても、「退職貧乏」という落とし穴にはまる人もいるのだという。

さて、「退職貧乏」とは?詳しくは、次回に紹介しよう。




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